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朱雀領の北側に首都、光焔(こうえん)が存在する。
以前は中央に都市を築いたらしいが、急激な砂漠化に伴い水源が枯渇していない北側に再建した。 朱雀領王、イシュバル・ヘイト・ノルディック。 彼は暗愚では無かった。 だが、賢君、とも言い難い。 理由は唯一つ。 水欲しさに他領に戦争を仕掛けたのだ。 誰もが反対したそれを強行したそれを後に静めたのは一人の少女。 今は唯の年端もいかない少女の名は、アルヴィスニア。しかしそれは彼女の真名である。 そして真名はむやみに教えてはならない。 親に捨てられた少女は第二都市、紅蓮(ぐれん)にある孤児院で育った。 次へ PR
大陸ヒュージェン。
そこは悪しき神が封印された地。 他の大陸から外れたそこは、一つの国からなっていた。 現在でも国は一つであるが、長年に及ぶ統治の為に実際は四人の人物がそれぞれを統治していた。 その一つ、朱雀領は始まって以来の危機に瀕していた。 水不足に急激な砂漠化。 大陸が創られた初めにはまだ、緑豊かな場所であった。 しかし、今では木々が繁り、充分な水を湛える場所にしか人は生活していない。 そこ以外では砂しかない。 悪しき神の復活の前兆では、と騒ぎ立てる学者もいた。 次へ
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